● 角川文庫 ●

角川文庫(かどかわぶんこ)は、角川書店が発行している文庫。1949年の創刊当時はB6判で刊行され、1950年より現在のA6判となった。 角川源義が社長の時代は岩波文庫、新潮文庫に伍する文庫として「文芸路線」を掲げ、夏目漱石、森鴎外、芥川龍之介など近代日本文学のほか『源氏物語』『平家物語』など古典などを収めてきた。しかし角川春樹の社長就任以後は「大衆路線」へと大きく路線を変更した(#角川商法および角川書店参照)。 整理番号の変更が特に顕著で、著者50音順に変更後も行われている。ただし、ISBNコードは、1960年代初頭に設定した6桁の番号を基盤にしているので、古い時期に刊行されたものの復刊も容易であり、1980年代末から、何回か過去の作品を復刊したことがある。しかし発行点数は1万を超えているだけあって、その分絶版や長期品切れも多い。